人工膝関節置換術について

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人工膝関節置換術とは?

 人工膝関節置換術は、関節の痛みを除去する治療法です。加齢とともに軟骨の損傷、変形が進み、さらに体重の負荷などの要因も加わって変形した膝関節を、人工膝関節によって本来の状態に戻すことを目的とした手術療法です。歩くのに困難だった方が、歩けるようになったり、日常生活に支障のあった方が、日常生活を円滑に営めるようになったりと、生活の質の大きな改善を可能にすることができる治療法です。

どこの病院でも手術は可能?

 人工関節手術は専門性の高い手術です。手術はバイオクリーンルーム(無菌室)で行ない、手術には専門の整形外科医、麻酔科医に加え、人工関節の専門的な知識や技術を備えた手術室看護師やスタッフのチームワークが必要不可欠です。
 また外来受診の際の十分な術前検査や自己血貯血の実施も重要ですし、入院中の術後の疼痛や安静に関する病棟看護師の専門的な看護も欠かせません。
 さらに、また術後リハビリテーションも非常に重要であり、当院では十分な経験と専門的な知識を備えた理学療法士が術後早期の機能回復の獲得に貢献しております。

どのくらいの入院が必要?

平均入院日数:37日  耐用年数:15〜20年

 お一人お一人の身体機能や、基礎疾患によっても違いますが、当院での人工膝関節置換術をされた方の平均的な入院期間は37日です。「一ヶ月以上の入院!?」と思われる方もおられるかもしれませんが、人工関節の耐用年数は約15〜20年と言われています。関節の痛みを抱えたまま生活をおくるのと、膝の痛みを軽減して活動的な生活を送ることを考えると、決して長い入院期間ではありません。

膝は痛いけれど・・・

膝は痛いけれど、手術まで必要なのか分からないという方は、下記の表をチェックしてみましょう。

@ 膝が腫(は)れる・水が溜まる
A 歩きはじめるときに痛い
B 正座ができない
C ひざの内側を押すと痛い
D 和式トイレなどしゃがむ動作がつらい
E 立ち上がるときに痛い
F 30分以上歩くとひざが痛い
G 階段の上がり、下りのときに痛い
H ひざを動かすとギシギシ音がする
I 過去にひざの怪我で医者にかかったことがある
J O脚に変形してきた

 2つ以上の項目があり、かつ痛みが継続している場合にはお近くの整形外科医を受診してみましょう。

でも、やっぱり手術は怖い!!

 実際に手術を受けられた方の感想を覗いてみましょう!

80代 女性
10年以上の膝の痛みを抱えられて手術を決心されました。

患者さんの感想より・・・
私は、この年齢になって手術をして頂き今のところ片足は無事終わったようです。看護師様のやさしい笑顔にささえられ今日の日を迎えることができました。これからは、感謝の心をもって残された日々を送りたいと思います。本当にありがとうございました。

術後の膝の痛みは軽減され、手術を受けられてよかったとの感想を頂いています。

70代 女性
10年以上の膝の痛みを抱えての手術

患者さんの感想より・・・
西里先生ありがとうございました。また、他の先生方、看護師さん方ありがとうございました。何の心配もなく、入院生活を過ごさせていただき本当に感謝しております。

傷口の痛みがありますが、膝の痛みは非常に軽減し、手術を受けて本当によかったとの感想を頂いています。

 手術をされた患者さんのほとんどの方から、手術を受けて痛みが軽減し、手術の結果に満足をされたとの評価を頂いております。

実際のリハビリの風景

リハビリの風景

医療費はどのくらい?

 膝の人工関節置換術をされた方の平均的な医療費は、リハビリも含めると3割の自己負担のとき約570,000円(当院の場合)かかりますが、医療費を軽減する制度を使用することによって、医療費の負担を大きく軽減することができます。

例えば・・・

保険者に相談して「限度額適応認定書」を発行された場合、一ヶ月の自己負担額はおおよそ以下の金額になります。

70歳未満の方

所得区分 負担限度額
上位所得者
約16〜17万円
一  般
約8〜9万円
住民税非課税世帯
35,400円

70歳以上の方

一般世帯
44,400円
非課税世帯
低U
24,600円
低T
15,000円

医療費を軽減するには、年齢や加入されている保険毎に手続き方法が違います。

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