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薬は私たちの病気の予防や治療をする上で欠かせないものです。医学の進歩と共に、薬も日々開発されています。研究者や医師は、より安全で有効性の高い薬を研究・開発しつづけています。新しい薬として承認されるためには、何度も実験・研究を重ね、最終的に厚生労働省の承認・許可を得なくてはなりません。そのためには、承認される前にお薬の候補を実際に患者さんや健康な人に使用いただき、有効性と安全性を確かめる必要があるからです。
そのため、「薬」の開発には「治験」は欠かすことが出来ず、患者様のご理解とご協力が是非とも必要です。現在使用されている「薬」もそうした方達のご協力のもとに作られたものなのです。
以前の臨床試験は、サリドマイド事件(睡眠薬による催奇形性が問題になった事件)やソリブジン事件(販売直後に帯状疱疹治療剤と抗がん剤との相互作用で多くの犠牲者が出た事件)など、患者様の安全を第一に考えていた・・・とは、言いがたいものもありました。
そこで、臨床試験の見直しを図り、きちんとした治験システムの構築および強化に伴い、薬事法の改正や新しい臨床試験の基準となるGCP(医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令)がH9年に施行されました(新GCP)。
治療薬がない・・・など、必要とされている薬は、まだまだ沢山ありますし、承認・販売後の治療の効果やきちんとしたデータ(情報)が充分でないものもあります。そのためにも、「薬」の臨床試験は重要なのです。
人吉総合病院には、治験専門のスタッフ(治験コーディネーター)がいて、疑問や不安について、患者さまの身になって対応させて頂きます。先生にはちょっと聞きにくいことや、一度お聞きになったことでも不安や疑問など、何でも結構です。
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